基本の５STEP
第４章：語彙力の増やし方① 英単語のパーツに注目しよう
#中級#動詞
問題を解く前に
英単語は、「接頭辞」「語根」「接尾辞」の３つのパーツ（部品）から構成されています。 例として、「cooperation」という単語に注目してみましょう。
頭にある「co-」には、「共に」という意味があります。
真ん中の語根「operate」は、「働く」という意味があります。
最後の「-ion」は「～であること」という意味があり、状態を名詞化する役割があります。
このように、それぞれのパーツが持つ意味を知っておくことで、未知の単語が出てきたときに意味を推測しやすくなったり、英単語を効率よく覚えたりできます。
今回は接尾辞の意味や同じ接尾辞をもつ単語を調べ、語彙学習のヒントを身に付けましょう。
問題を解いてみよう！
１. recallの接頭辞re- の意味として適切なものを選びなさい。
２. un-は否定の意味を表す接頭辞である。（例：unhappyは「不(un-)幸な（happy）」） 次のうち、un-と結びついた単語があるものを選びなさい。
３. reformはform（形作る）に「再び」を表す接頭辞re-が結びついて「改造する・改革する」などの意味を表す。formと結びつく接頭辞を次から選びなさい。
４.subwayは「地下鉄：sub(下に)way(道)」、subconsciousは「潜在意識：sub(下に)conscious(意識)」。
ではsubmarineが表す乗り物は？
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解答・解説
１. recallの接頭辞re- の意味として適切なものを選びなさい。
正解は【元に】
re-は「元に」や「再び」の意味を表します。
recallはre（元に）call（呼ぶ）→呼び戻す→「思い出す・改修する」などの意味をもつ単語です。
２. un-は否定の意味を表す接頭辞である。（例：unhappyは「不(un-)幸な（happy）」）次のうち、un-と結びついた単語があるものを選びなさい。
正解は【kindness】【able】【familiar】
unkindness：「不(un-)親切(kindness)」
unable：「～することができ(able)ない(un-)」
unfamiliar：「よく知られて（familiar）ない(un-)」→未知の・慣れない
接頭辞の意味を知っていると、知らない単語も意味を推測できます。
３. reformはform（形作る）に「再び」を表す接頭辞re-が結びついて「改造する・改革する」などの意味を表す。formと結びつく接頭辞を次から選びなさい。
正解は【trans-】【in-】【uni-】
trans(超えて)form(形作る)→変形する
in(中へ)form(形作る)→知らせる
uni(1つ)form(形作る)→ユニホーム
検索条件「で終わることば」を使うと、形が似ている語を簡単に調べられます。
４.subwayは「地下鉄 （sub下にway道）」、subconsciousは「潜在意識 (sub下に conscious意識)」。
ではsubmarineが表す乗り物は？
正解は【潜水艦】
潜水艦「海（marine）の下の（sub）」
接頭辞の意味を知っていると、知らない単語の意味を推測できたり、芋づる式に語彙を広げられたり、英語学習に役立ちます！
さらにレベルを上げたい君へ
接頭辞や接尾辞を1つ見つけたら、同じ接頭辞、接尾辞を持つ単語はどのようなものがあるか、DONGRIで検索してみましょう。
接頭辞・接尾辞をより深く理解できますし、英単語をまとめて効率よく覚えることができます！
