基本の5STEP
第5章:語彙力の増やし方② 単語と単語を関連付けよう
#中級#動詞
問題を解く前に
第4章で、接頭辞や接尾辞の意味が分かれば、効率よく英単語を増やすことができるという話をしました。もう1つ、語彙力を増やすために大事なポイントは「派生語」「反意語」「類語」に目を向けることです。
例えば、kindという意味を調べてみましょう。
冒頭に[派]というマークがあり、kindly, kindnessという派生語の記述があります。
また、少し読んでいくと(⇔unkind)とあり、反意語もマスターできます。
このような関連語の意味を詳しく知りたいときは、該当箇所をタップor範囲選択することで、その辞書ページにジャンプすることができます。元のページに戻りたいときは上のリンクからすぐに戻ることができるので、芋づる式に調べ続けて語彙を広げましょう。
問題を解いてみよう!
1. clearの名詞形として、正しいものを選びなさい。
2. easyの反意語に当てはまるものをすべて選びなさい。
3. [thin:thick]と同じ関係が成り立つとき、[active:( )]の空欄に入る語を選びなさい。
4. 次の空欄に当てはまるstrongの派生語を入力しなさい。
She showed ( ) of will.
彼女は意志の強さを示した。
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解答・解説
正解は【clearity】
1. clearを辞書で引いてみましょう。
選択肢にあるclearly, clarify, clearityの品詞が書いてあります。
名詞形として正しいのは「clarity」です。
選択肢にある「cleared」は動詞clearの過去形です。
2. easyの反意語に当てはまるものをすべて選びなさい。
正解は【difficult】【hard】
easyを辞書で引いてみましょう。
easy「簡単な」という意味を持つ形容詞です。第一語義に(⇔difficult, hard)とあり、これらは「難しい、大変な」という意味をもつ語です。この2つは正解です。
uneasyも反対の意味を持ちそうですが、「不安な」という意味を持つ単語で、反意語ではありません。
3. [thin:thick]と同じ関係が成り立つとき、[active:( )]の空欄に入る語を選びなさい。
正解は【passive】
[thin:thick]の関係を考えるため、thinを辞書で引いてみましょう。
thinには「薄い」という意味があり、(⇔thick)という記述があることから、両者は反対の意味を持つ関係であることが分かります。
active(活動的な)の反対の意味を持つのはpassive(受動的な)です。
4. 次の空欄に当てはまるstrongの派生語を入力しなさい。
正解は【strength】
まず、空欄に当てはめる品詞を考えてみましょう。
showの後には、「強さ」を表すstrongの名詞形を当てはめればよいことが分かります。
strongを調べると、「strength(名:強さ)」の記述があるので、こちらが正解です。
さらにレベルを上げたい君へ
単語と単語を関係付けて覚えていくと、「『-ly』が付くと副詞的な意味になるんだ」「carefulの類語であるalert, cautiousもまとめて覚えよう」というように、効率よく次々と語彙を増やすことができます。
見つけたこと、忘れずに覚えておくべきポイントは、DONGRIの「メモ」に残しておきましょう。再び同じページを開いたときに、「あの時これらの言葉と関連付けて覚えたな!」と振り返ることができます。