索引を使ってことばを調べてみよう|国語編

#活用編

索引を使ってことばを調べてみよう|国語編

検索バーに文字を入力する以外に、「索引」を使ってことばを調べる方法を知っていますか?
索引とは、辞書に載っている項目をある一定の順序に並べたものです。
つまり索引を使うということは、紙の辞書と同じような調べ方ができるということです。
今回は、国語の辞典に代表される4つの索引の活用法を紹介します。

画面ショット1

五十音索引(国語辞典)

辞書に載っている語句が五十音順で並んでいます。
読み方が分かっている場合は、五十音索引を使ってみましょう。
今回は例として、「革新(かくしん)」を調べます。

①「か」から始まることばなので、「か」を選択します。

画面ショット2

②「か」に続くことばが五十音順で表示されるので、「かく」を選択します。

画面ショット3

③「かく」に続くことばが五十音順で表示されるので、「かくし」を選択します。

画面ショット4

④「かくし」に続くことばが五十音順で表示されるので、「かくしん」を選択します。

画面ショット5

音訓索引(漢和辞典)

辞書に載っている漢字が五十音順で並んでいます。
漢字の読み方が分かっている場合は、音訓索引を使ってみましょう。
訓読み、音読みどちらの読み方でも調べることができます。
今回は例として、「(要点を)とらえる」という漢字を調べてみましょう。

①「と」から始まる語句なので、「と」を選択します。

画面ショット6

②「と」に続くことばが五十音順で表示されるので、「とら」を選択します。

画面ショット7

③「とらえる」と読む語句が表示されます。
  個々の説明ページを見て、「(要点を)とらえる」という文脈にふさわしい漢字を探しましょう。

画面ショット8

このように、音訓索引で漢字を調べると、同じ読み方でも多くの漢字があることが分かると思います。
同じ読み方でも違う書き方をする漢字を調べて、ニュアンスの違いを比べてみてください。

部首索引(漢和辞典)

辞書に載っている漢字の部首が画数順に並んでいます。
部首が分かっている場合は、部首索引を使ってみましょう。
今回は例として、「康」という漢字を調べます。

①部首である「广」の画数「3画」を選択します。

画面ショット9

②3画の部首が表示されるので、「广」を選択します。

画面ショット10

③ 「广」が部首の漢字が画数順に表示されます。   上から順番に見ていくと、「康」を見つけることができます。

画面ショット11

このように、同じ部首の漢字を並べて見ることができます。
「魚(さかなへん)」の漢字を調べると、魚の漢字を一気に学習することができますね。

イメージイラスト

総画索引(漢和辞典)

辞書に載っている漢字が総画数順に並んでいます。
読み方や部首が分からない場合は、総画索引を使ってみましょう。
今回は例として、「寿」という漢字を調べます。

①総画数である「7画」を選択します。

画面ショット12

② 7画の漢字が部首順に表示されます。
 「寿」の部首になるであろう「寸」を見ていくと、「寿」を見つけることができます。

画面ショット13

一番総画数の多い漢字は、どのような漢字なのでしょうか…?
是非ご自身で、総画索引から調べてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
検索バーに文字を入力して調べる方法と比較すると、求めている情報を得るのに時間がかかってしまうかもしれません。
しかし、索引を使ってことばを調べる最大のメリットは、周辺のことばが目に入るということです。
時には思わぬことばに出会うことができたり、新たな発見があるのではないでしょうか。
状況に応じて、検索方法を使い分けてみましょう。

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音読トレーナーQulmee

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