辞書のメディアは、紙の辞書~電子辞書~辞書アプリ/Webと、ICTの進化に伴い、その選択の幅を広げてきました。教育現場におけるタブレットやノートPCの普及、さらには生徒のスマートフォンを利用しようとする新たな動きは、辞書の利用方法にどんな影響を与えるのか?
大学入試改革、英語の4技能重視、学習指導要領の改訂など、大きな転換期を迎えている英語教育において、辞書が果たしていく役割とは?
本シンポジウムでは、中学校や高校で英語教育に携わる多くの先生がたと共に、新たな時代における辞書の重要性と有効活用の方法を考えていきます。
●JR新宿駅 南口/甲州街道改札から徒歩8分
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12:30 | 開場・受付開始 |
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13:00 | 開会 |
第一部 基調講演 | |
13:10~ 13:50 | 演題:英語学習と辞書 ー変わるものと変わらないものとー大阪大谷大学 教育学部教授 小山敏子 先生 |
13:55~ 14:35 | 演題:英語4技能に求められる 語彙学習とは学習院女子大学 国際文化交流学部教授 萓 忠義 先生 |
第二部 実践事例 | |
14:50~ 15:20 | 演題:辞書はオワコン? 辞書にアタル ~辞書(は)(が)(の)問題~浦和実業学園高等学校 唐澤博 先生 |
15:25~ 15:55 | 演題:DONGRIとGoogle翻訳で 自由な表現を手に入れた!就実高等学校 姜英徹 先生 |
16:00~ 16:30 | 演題:私と英英辞書、そしてICT化昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校 藤原敏晃 先生 |
第三部 パネルディスカッション | |
16:45~ 17:15 | 登壇者によるディスカッション |
17:15~ 17:30 | 質疑応答 |
17:35 | 閉会 |
小山 敏子(こやま としこ)
大阪大谷大学 教育学部教授。外国語教育学博士。専門は英語教育学、教育工学。
アナログとデジタルの違いが学習行動や学習効果にどのような影響を与えるのかを、主に辞書の形態変化に焦点をあて研究を行っている。
萓 忠義(かや ただよし)
学習院女子大学 国際文化交流学部教授。応用言語学博士。科学的根拠に基づく英語学習法を提唱し、応用言語学やコーパス言語学に基づき、英語4技能に対応するための語彙集を数多く出版。主な著書に『TOEFL®テスト フレーズで覚える英単語』(2014、学研教育出版)、『はじめて受けるTOEFL®テスト パーフェクト英単語』(2015、桐原書店)、『英語は英語で考える英単語3択問題100』(2017、くもん出版)などがある。
唐澤 博(からさわ ひろし)
浦和実業学園中学校・高等学校 英語科教諭。日本アクティブ・ラーニング学会理事。一般社団法人 国際エデュテイメント協会理事。著書に英語×デジタル教材のノウハウ満載の本「英語デジタル教材作成・活用ガイド」(株式会社大修館書店)などがある。
姜 英徹(きょう えいてつ)
就実高等学校・就実中学校 英語科教諭。外資系IT企業で10年ほどSEを経験。コンピュータが嫌いで人を相手に仕事がしたいと教員に転職。学校現場でICTで苦悩する教員の姿に心を痛める。ICTで教員も生徒も保護者も幸せになってほしいと改革を進めている。著書に『3週間で攻略 TOEIC(R) L&R テスト 730点!』『3週間で攻略新TOEICテスト470点!』(アルク)などがあり、eラーニング教材『コロコロイングリッシュ』の開発に携わる。天然芝のグラウンドで毎日子どもたちにサッカーを教える生活が夢。
藤原 敏晃(ふじわら としあき)
昭和女子大学附属昭和中学・高等学校 進学担当教頭、英語科教諭。1983年Z会入社。通信教育、映像、書籍など英語教材製作に長年携わる。『速読英単語』『速読速聴・英単語』『解体英熟語』『Treasure』他、担当書籍多数。「英英和辞典」の企画をLongman、OUPの両社に持ち込み、OUPより『Oxford Wordpower英英和辞典』を2002年に発刊。2017年4月に転職し現在に至る。勤務校では英英定義を活用した辞書指導を行っている。
他
イースト株式会社
教育コンテンツ事業部